2009723dick el demasiado来日ツアー東京公演のご報告

dick el demasiadoの来日公演で幕間のDJしてきました。

dick el demasiadoはPCで自分の曲を流しながらすごいテンションで踊ったり時にマイクを握ったりとガッバガバに開ききっている変人という感じでデジタルクンビアのゴッドファーザーというよりデジタルクンビアの変人おじさんという感じ。曲の展開や、自らのアクションで示すブチアゲポイントが常人とは少しズレているのか様々な意表をつくれ、「は!は!は!」とハッとしまくりでブースで踊ってました。迎え撃つ日本人勢も中々の変人ぞろいでホクホク。
Motallica + yudayajazz (opening act) は人力テクノ的展開とフロアに動く奇妙なロボットが存在感を印象つけていました。

dick el demasiadoとのセッションも行ったOorutaichi(数曲のセッションの為のリハ4時間だそうです。熱帯地獄・・・・)、ガムラン、民謡、ダンスホール!?シャイダーの敵のような不思議エスノ時空を形成していて面白かった。

久しぶりに目撃したスペースポンチ (岸野雄一, 常盤響, Mint Lee, 松前公高)はドリーミーな良曲、夢のようなステージでうるうるしてしまいましたが、岸野さんがgalaxxxyを衣装として起用しているというサプライズ(俺しか驚かないじゃんか)に感動しました。


これはこの日のライブ映像じゃないけど、この曲で泣いた↓




自分のDJの報告をすると
客入れ時〜Motallica + yudayajazz間はファンキやラテン、フュージョンからエレポップ、例えば
CJL - Everybody Cha Cha

mezzoforte Check It In & Take Off

Motallica + yudayajazz〜Oorutaichi間は悲しげなニューエイジ〜ディスコ等 例えば
Love kills-freddie mercury

Oorutaichi〜スペースポンチ間はキメラ他ちょっと大げさ系で
luca turilli-new century's tarantella

Kimera - The Lost Opera

この時、明らかに自分に熱視線を送り続けるいろっぺー女子がいたのです!DJをやっていくうえで起こりうる"モテ"という状況にブリッジしていく熱視線だった・・・・
しかしOorutaichi〜dick el demasiadoを135オンリーに設定すると・・・
またもや視線をはずすことなくブースに近づいて来た例の女子、目線を落とし時間にして約1分半程アンニュイな仕草を見せ付けつつ、一向に135が終わらないとわかるや、明らかに「白けた」という顔でどっかにいってしまいました。俺残念!
トキオの顔

我愛你

ナスカの風〜自由な蟻

で、何故135コーナーを設けたかというと、dick el demasiadoがせっかく来日くだすっている訳だから、ディック前の時間にオリエンタルな135キメて、「これが日本の音楽か・・・・」とうっすら勘違い起こったらイイナ程度のいたずらでした。
dick el demasiado後は客だしと言うことで、終わりを感じるアーバンソウルとかをかけながら、徐々に音量を小さくして、「終わって客が出るまで箱がBGMかけてる」感を狙い、最後は極小さな音で↓
Ronny Jordan - So What

アホかとひとりずっこけつつ、やりたいことが予定通りできてマンゾクでした!