カエゲコレコメンアニソンで勉強

アニソンが好きです。しかし余りアニソンは詳しくないので色々なアニソンを聴きたいと思っています。

ニコニコ動画を経由して、かつては苦手だったナード文化も一部克服し、ラノベを楽しんだり、アニメを見たりと大いに秋葉原系文化楽しんでいるかのようなライトオタク生活を送っているわけです。アニソンの過剰な音楽性に気づきはじめて数年色々な物をを聴いてかっこいいなー異常だなーと感動したり震撼したりしているわけですが、このアニソンDIGに関して、どうしてもそれまでの自分の聴取スタイルを下敷きに聴き進めるしかなく、はっきりいうと作品の先鋭性、サウンドの特異さの評判をヒントにアニソンにたどりつくしかないのでした。作品の先鋭性の評判という面では、「アニメなのに○○」とか、「このアニメ"は"見ておくべき」とかいったんアニメを下に置いてから、"なのに"と評価しなおすカルチャーくさいことになってしまうし、サウンドの特異さに引き寄せられることに関して言えば、先と同じように「アニソンなのにかっこいい」とか、音楽を「ぉんがく↑」としり上がりアクセントで発音してしまいがちな我々(他には「ぅかわさん↑」とかがある)の悪い癖で、サウンドのアレは何が下敷きでアレンジャーが誰で・・・という傍流的情報の羅列を積み重ね、しまいにはその傍流を聴き終えるとDIGの道筋が途絶えてしまい、このアニメが凄い!待ち〜〜〜という情けないことになってしまうわけです。

という訳でDIGの道筋が途絶えてしまった感の自分は、1回レゲエやヒップホップで考えてみました。「ジャマイカではそんなのだれも聴いていない、日本では知られてないがジャマイカでは○○を知らないものはいない」「オーバーグラウンドな物ばかり見てもUSのストリートを理解できないんじゃないか?現場では○○がクールだ」こうゆう言い回しって無いすか?
この場合の現場やストリートに相当するのがアニソンでいうと、本当のオタク、アニメ見まくってるゆえに好きなアニソンがある人のシーンという連想が起きたんですね。

そこでアニオタ達が自由にカラオケでアニソンを歌いまくるDMNGというクルー(説明が難しいですがmixiコミュ説明文を参照して下さい)のメンバーのうちの一人、カエルゲコ先生に薦めのアニソンを毎日教えてもらう事にしました。→これが今までのおススメ曲達。カエゲコ先生はおススメ曲と共に毎回それがOPやEDで使われていたアニメのタイトルも記載してDをくれている訳ですが、それが自分にはフレッシュでした。どれも見たことが無いし、曲を教えてくれといっているのにアニメのタイトルを入れてくるのはどうゆう事なんだという驚きです。これによって分かった事は「アニソンにはそれがOPやEDや挿入歌として使われたアニメがある」という事。
自分がアニソンを探していたのは、日常聴きたいPOPSとしてのアニソンやDJ時に"使える"アニソンというアニソン本来の目的からはずれた消費をしたかった(これはこれで悪くない)という再発見と同時に、HIPHOPべべん(すなわち、「HIPHOPっていうのは音楽のジャンルの名前じゃないんだ、RAP、スクラッチブレイクダンス、グラフティ、その他諸々の文化がね、あーたらこーたら べべん」という能書きの事)的なアニソンべべんを感じたのでした。
カルチャーから追うとエヴァハルヒひぐらしとらドラ!程度しか追えてないがゆえにカエゲコ先生が見ているものを見れていない。サウンド面から追っても、アニメで結構プログレな曲あるよねープレイリストしか聴けてないという状況を、カエゲコ先生のDから想像するナチュラルアニメ見るライフから感じ取れたのでした。
自分はライトオタクから真正オタクに進化を希望しているわけではないのですが、本当のオタクが聴いている音楽には興味があります。先にも書いた通り、日常聴きたいPOPSとしてのアニソンやDJ時に"使える"アニソンを探しているだけですが、アニメ鑑賞にそんなに積極的でない自分もいくつかのおススメアニソンを通して見たいなと思えるアニメをカエゲコDから発見しました。こうして日常が拡張されていくのは素晴らしいことだと思います。
【ニコニコ動画】カエゲコレコメンアニソンマイリスト


今度これ見たい!