2009906SPEEDKING09のご報告

前エントリでご報告した通り、カオティックな面子が揃う中、フュージョンDJをして来ました。
その話は置いておいて・・・・この日のブッキングの異様さは近年稀に見る統一感の無さ(ドタバタとしたMCはさみの進行による無理やりの統一感最高でした)で、パーティーとしての音楽の統一感や、流れ等は銀河の果てにぶんなげておくとして、とても楽しかったです。
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最近色々な所で感じるハウスレジェンドの弊害というのがあります。これはリミックス編集のハウス紹介本、「ハウスレジェンド」を読んでそこに書いてあったことを単純に再現しようとしている奴らが時間を経て臭くなってきたとほんやくコンニャクしてもいいと思うのですが、具体的に言うと、とある○○○、とある○○○中、お○○○の方に頂いたアドバイス「○○○のいつものスタイルは、3時くらいに1回ピークを作ってその後一旦少し落とす、そこから徐々にあげてって5時すぎてもどんどんいっちゃう感じなんだけど(アフターアワーズなんだけど)」ってハァ?なにそのライフハック。ハウスレジェンド読んだだけだろ?と思ってしまうわけです。何が言いたいかというとハウスレジェンドに紹介されていたような一晩でストーリーを作るようなフロアメイキングや、素晴らしいウェアハウスパーティー(DKサウンドが休止してしまったのは本当に残念)は日本にも存在しているし、地域に根ざしたパーティーも無数にあるとは思うけど、それはそれとして元々そんなパーティー文化日本になかったし、無理してディープな流れとかいやらしかったらいやらしいし、ハウスレジェンドで紹介されていたパーティースタイルだけが日本での正しいパーティースタイルのあり方じゃないぜ!ということ。スタイルを踏襲して満足だったらスピリットの無いコスプレでしかないだろうと。
夜遊びの選択の一つとして、カラオケやコンパ、女の子とデート、モンハンのオフ会等々と並び、遊びに行こうと決めるクラブイベントですから、多少歪でも想いのある時間を過ごしたいと想うし、その想いがハウスレジェンドだけじゃつまんね。という事です。
日本のパーティーの中で「SPEEDKING09」が一番最高という訳ではないです(逃げ場が無く、濃すぎて疲れたとも思ったけど、それもまたイイじゃないですか)が、もっともっとみんな色々やってもいいよねーというような事を思い出させてくれた素敵なイベントでした。

※日本に置いて揺ぎ無く正しいクラブ状況はガスパニックとかアゲハとかで成立しているでしょう。

レポ等は以下で

超個性的なアーティストが集結!SPEEDKING 09イベントレポ☆(DJ機材専門店PowerDJ's blog)
SPEEDKING09 & NWMM顛末(禍事記 - Kajiki)
BUBBLE-B・政所のSPEEDKING RADIO Vol.50 SPEEDKING09 SPECIAL(当日の模様をダイジェスト配信!)