悲しげな音楽

悲しげな音楽とは・・・・
悲しげな音楽を聴く時、私達はどんな気持ちでいるのでしょうか。
冬ソナのような悲劇のストーリーに身をゆだねる時、そしてその悲劇の予感がある時に、私達はどんな心の準備をして状況に備えているのでしょうか・・・・。
マジで悲しい時〜〜〜〜!!!!
と、悲しいフィクションに身を委ねる時とでは根本的に何かが違う。
悲しいフィクションの制作背景には制作側の悲しい体験に裏打ちされているはず。そして自分が想像できるキャパでの感情移入から悲しさに導かれる。
ですが、演出過剰な冬ソナのように悲しい設定をどんどん上昇していくフィクションにはそのリアルな裏打ちではなく、「ほら、これだろ、これがきもちいいんだろ・・・」というS師の隠語攻めのような仕掛け/うそ臭さを感じてしまいます。そのうそ臭さ、それが悪いとかいう問題ではありません。
・リアルで等身大な裏打ちからくる悲しさ
・演出過剰でブチあげまくりの悲しさ
この2例は後者の方が悪い例の用に感じるかもしれませんが実態は全く一緒。前者がどんなに胸に迫ろうと、琴線を利用したレジャーに過ぎず、2例は悲しさレジャフェーダーの両極端に過ぎません。
これは悲しさに限ったことだけでもなく、ニュースを見ているとき、マンガ読んでいる時、ノンフィクションを読んだとき、あらゆる自分の体験以外を摂取している行動は全てレジャーだと思います。それがどんなシリアスな感情を伴おうと・・・。
悲しげな音楽を聴いてグッと涙が出ることもありますが、その涙は嘘ではありません。しかしその涙まで含めレジャーだよなと思いつつ、悲しげな音楽を聴くのが大好きなわけですが、最近好きな悲しげな音楽を以下にメモしたいと思います。
以下の悲しげは、こっちにしてみれば・・・という異国情緒が辺境の孤独さを際立てる良い曲です。

1人酒を飲みながら聴くとグッと盛り上がりますね。